スタッフ紹介
院長 岡本秀治(おかもと ひではる)
歯科医師・医学博士
おかもと歯科院長の岡本秀治(おかもと ひではる)です。
米子市皆生温泉で歯科医院の長男として生まれました。
かいけ幼稚園、福生西小学校と進みました。小学校低学年までは昆虫が大好きで虫取り標本作りに没頭し、日が暮れるまで外で走り回っていました。また、走るのが大好きで運動会でリレーに出るのが楽しみでした。一方、学問の方は今ひとつさっぱりしない感じでした。
小学校高学年で永久歯欠損部を父に治療してもらったころから、父の働く姿をみて、何かを感じ目覚めたのか歯科医に成ることを目指しました。そのとき治療してもらった歯は今も変わらず私の口の中で機能しています。私も一生使える歯を作っていきたいと思います。
その後、福生中学校、米子東高校と進みましたが、残念なことに鳥取県には歯学部がなく地元の大学に進むことはできませんでした。地元を離れて生まれ育った鳥取を外からみる良い機会と思い、大学は思い切って鹿児島へいきました。
初めての一人暮らし、地元を出たという開放感からか、バレーボール部の飲み会で急性アルコール中毒になり、搬送されました。救急車に乗ったのは後にも先にもこのときだけです。それにも懲りず、九州男児との飲み会は続き、いつの間にか芋焼酎が大好きになっていました。落第もせずストレートで卒業できたのはイモ焼酎のおかげです(笑)。
鹿児島は大学生活の6年間でたくさんの思い出ができ、離れがたい場所でしたが、生まれ育った地域での医療に携わりたく鹿児島大学歯学部卒業後、鳥取大学医学部附属病院歯科口腔外科に入局しました。12年勤務し、目標としていた医学博士、日本口腔外科学会認定専門医の資格を取得しました。そのまま口腔外科医として進む道もありましたが、祖父、父の後の三代目として開業することが歯科医に成るときの私の夢であり目標でしたので、2年間の開業医での勤務(古川歯科)を経て、この度父の歯科医院のあった皆生温泉で開業しました。
歯科医は歯・歯周だけではなく口腔全体、顎顔面領域をしっかり診る口腔医であるということを大学病院勤務時に領家教授から学んできしました。癌を含む悪性腫瘍、良性腫瘍等の早期発見・早期治療、インプラントを含む外科手術、そして糖尿病、高血圧などの基礎疾患のある有病者の治療、全身管理ができる口腔医として日々研鑽をつんできました。また口腔ケアでは小児病棟も担当していましたので、その経験を小児歯科に活かしていきたいと思っております。
また一方で、開業医では、歯・歯周をメインに考える一般歯科医として診療を日々行ってきました。矯正、修復、補綴治療などによる審美、機能の改善することはもちろんですが、大切な歯を1本でも多く守ること、型にはまらない治療を行うことを一番に考え診療してきました。
2年間古川歯科で勤務してきましたが、古川先生との出会いは大学病院に勤務している時でした。東京から鳥取へやってきた、みためも考え方も斬新な第一印象でした。私の歯科医としての診療に対する考え方に大きな影響を与えてくださった先生でした。人生には大事な人との出会いがありますが、その中の一人です。
歯科医師になって14年、大学病院、開業医で診療を行ってきたことで、より広い視野で歯科診療をとらえることができるようになりました。
これらの経験を生かし、皆様が日々好きなものを食べられるよう、笑顔に自信がもてるよう、地域のかかりつけ医として口腔の健康をサポートしていきたいと思っております。
略歴
- 2006年 鹿児島大学歯学部を卒業
鳥取大学医学部附属病院歯科口腔外科入局 - 2012年より2年間、公立八鹿病院歯科口腔外科医長として勤務
- 2014年より鳥取大学医学部附属病院歯科口腔外科外来医長として勤務
- 2017年より2年間、医療法人社団古川歯科にて勤務
学会・認定
- 日本口腔外科学会 認定口腔外科専門医
- 日本口腔科学会 認定医
- 医学博士